休耕地活用について

2020.01.09

神戸・淡路大震災

前回のブログに書いた居酒屋で女将さんと話している中で、阪神・淡路大震災の話になった。

１９９５年１月１７日、早朝５時４６分。

あれから２５年。

今もその恐怖は鮮明に蘇り忘れる事は出来ないという。

女将さんと父親は淡路市で暮らしていたが、母親だけは入院中だったため神戸に。

父親は何度も何度も公衆電話でから病院に連絡を取っていたが全然つながらない状態。

いつもは神戸まで２時間位で行ける道路も大渋滞で９時間以上も掛かり、安否がわからなく、父親がとても動揺していた。

やっと公衆電話から病院に連絡が取れた時、父親が倒れこんだ姿を見て(駄目だったんだ…)

と思った。

公衆電話に駆け寄り父親に確認すると母親は無事だった。

戦争を体験している頑固で強靭な怖い父親のあんな姿を見たのは生まれて初めてだった。

涙ぐみ震災の事を語ってくれました。

地震の本当の怖さは体験した人しか分かりません。

震災後の苦しい生活も体験した人しかわからないと思います。

女将さんが働くホテルは海沿いでとても景色が素晴らしい場所に立地しています。

それだけに逆に津波や地震の影響は受けやすい場所となっています。

今は年間４回程の避難訓練が開催されていて、災害時に素早く対応できるように訓練しているそうです。

ホテルに勤務している以上、自分の事よりお客様を優先する事が任務になるため、

訓練もいろんな事を想定して行われているそうです。

経験をしているからこその避難訓練が出来ている事はとても素晴らしい事です。

話を聞くとまた震災の怖さを思うわけですが、ついつい日にちが経つと薄れて行ってしまいます。

話しを聞いたり、見たりすることが無駄にならないようにしていかないといけません。

皆様もしっかりと対策は取っておいて下さいね。

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